Body-Mind-Misc

体と心のこと、アメリカ生活、その他の雑記。

急に1時間早く起きろと言われても・・

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アメリカにはデイライトセービングという日がありまして、今日がその日なのです。

標準時間が1時間早まるので、今朝9時に起きたのですが、実質昨日までは8時だった訳です。

昨日まで毎朝7時に起きていた場合は、今日から7時は8時という事になるので、うっかりこの日を忘れていて、普通の目覚まし時計を使っていた場合は遅刻しちゃったりする訳です。スマホなら自動で変わりますから問題ないですけどね。

とにかく、今日から不本意ながらも1時間早く起きなきゃならない訳なのです。

デイライトセービングって何?

デイライトセービングはヨーロッパやオーストラリアなどでも実施され、かつては日本でも連合国軍の占領下にあった1948-1952の間、強制させられていたようです。

サマータイムとも言われていて、夏の日照時間が長い間、明るい時間を有効に使う為に標準時間を1時間早くずらし電気を節約したり、夜の余暇を延長するという目的で設定されたらしいです。でも・・何で3月から?まだ全然夕方から暗いですけど?

11月からの冬時間の場合は1時間遅くなるので、朝ゆっくりできて、ちょっと得した気分なんですけど、3月からのサマータイムの場合は、いきなり1時間早く起きなきゃいけなくて、だるいし、何だか損した気分になるわけなのです。

デイライトセービングの影響

すべて1時間ずれる。起きる時間、朝食の時間、出勤時間、etc.. 体内時計も狂ってしまいます。朝の習慣が1時間ずれるのって、私にとってはすごく大きいです。

その上、厄介なのは、毎年違う日という事なんですよね。すっかり忘れていて、ある時スマホと時計の時間がきっちり1時間違う事でハッとΣ(゚д゚lll)気が付くという事も数回ありました・・それは私がだらしないのがいけないんですけどね。すみません。

今はみんなスマホを使っているので、アラームをかけておけば、勝手にスマホが対応してくれるので、普段通り起きて遅刻せずに済むけど、私が学生の時はみんな携帯を持っていたにもかかわらず、必ずひとりふたりはしっかり遅刻して登場してきてました。

体内時計が1時間ずれると大人でも体がついて行かずに結構だるいのに、子供なんてもっと大変です。朝起こしても、なかなか起きなかったり、早く起きすぎたり、なかなか寝なかったり・・早く寝すぎたり・・もう、うちの子の場合は睡眠リズムがめちゃくちゃになってきます。

何でこんな面倒な事するんでしょう?続々と廃止している国も出てきているようなのに。

やめてくれないかなぁ・・

ウィキによるとデイライトセービングの・・目的と効果は

  • 照明の節約
  • 交通事故や犯罪の低下
  • 活動時間の増加による経済の活性化
  • 午後の活動時間が増える事での余暇の充実

 

もう・・突っ込みどころ満載です。

もちろん、日照時間の関係っていうのはわかります。たしかにエコですよね。照明の節約には確かになるかもしれませんけど。でも・・このご時世、冷房やテレビ、パソコン、ゲームそれ以外の電子機器を使ったりして、ますます電気を使いそうです・・

それに、経済活動の活性化となると、エコと逆方向のような気がします。モールとか色々な所が長めにオープンしたら、それこそ照明、空調などで相当なエネルギーを使って、全然エコから遠ざかると思うんですけど。

交通事故や犯罪の低下についても、明るいからって遅くまで活動してたら、事故も事件も余計に増えそうな気がします。

こちらは車社会ですから、ダウンタウンじゃなければ、基本的にはバーに駐車場とかしっかり完備されてます。もちろん飲酒運転は違法ですけどね。明るいからまだ大丈夫だろう、なんて調子に乗って飲んじゃったりして、帰りの運転とか余計に危なそうですよねぇ。

それに加えて、ティーンズもフラフラ遊びまわったりして、事件に巻き込まれたりする恐れも逆に大きいと思います。確かに、この明るさでまだ9時!とか、外にいると結構ワクワクして楽しいものなのですが、その浮かれ気分が余計に事故や犯罪に繋がりそう・・と思っちゃいます。

「もう、夜明るくたってそれはそれで、いつも通り過ごせば良くないですか?」

と声高に提案したいです。

いちいち、あちこちの時計をセットし直さなきゃいけないし、体内時計は狂うしで、こっちはもう大変なんですよ。年に2回来るコレ、本当にやめてほしいなあ。

導入反対論もあります

実際、サマータイム導入反対論もあるようです、またまたウィキによると

  • 暑い時間を家で過ごす時間が増えると、冷房で余計に電気の使用料が増え、照明の節約効果以上にエネルギー消費が増える。(やっぱりね!)
  • コンピュータを使う各種システムの時計機能などの更新をせねばならないので移行コストがかかる。
  • 時刻切り替え時に一時的に交通事故が増えるという報告も。カナダ、ブリティッシュコロンビア州ではサマータイム直後の月曜日はその前の週より平均23%交通事故が増加するとして注意を呼びかけている。
  • 日本ではもともと定時に帰る意識が低いうえに、明るいうちに退社させずに残業を増やす上、最悪サービス残業の温床となりかねない。

ごもっともです。反対論に大大大賛成です。もう、断然支持します。ホント、実際逆に絶対事故とか増えてそうですもん。多分みんな私の様に眠くてだるくて。

眠いんだったら、1時間早く寝ればいいだけなのに、何をぶつぶつ言ってるの、この人・・という意見もごもっともなのですが、残念ながらそう簡単に1時間早くは眠れないものなのです。のび太みたいに3秒で眠れればホント助かるんですけどね。

 とにかく、日本にこのシステムが導入されない事を祈ります。日本でも北海道の夏の日照時間が長いので一部で「北海道サマータイム」など実験的に行われたこともあるようですが、結局は実施しないという方向で落ち着いてるようです。良かったですね。

北米でもアリゾナ州やカナダの州の一部のように廃止している所もあるので、私の住んでいる州でもぜひ廃止される事を祈ります。

まとめ

この体のだるさ、ほんの数日間、長くても1週間位なんですけどね・・

1時間早くベッドに入っても結局は全然眠れないので、必然的に体が慣れるまでは睡眠不足になってしまうんですよね。運動したり体を動かすと時差ボケなんかも早く治るらしいので、ちょっと頑張ってみることにします。

朝の1時間を失った事でちょっと感情的になってしまって、なんだかほぼ愚痴になってしまいました・・<(_ _)>

ごめんなさい!!!!

 

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