" MIX" or " HALF" ミックスかハーフか?
日本ではハーフ、アメリカではミックス
こんにちは!
せっかく自分スイッチをオンにしたにも関わらず、ブログを更新できないNinoです。
いきなり何の話じゃい?また食べ物の話か?!
とお思いでしょう・・
いえいえ、今日は違うんです。
今日は″ 混血″についてちょっとお話ししたいと思います。
うちの子、父は白人で、母はアジア人ですから、混血児になります。
そうは言っても、うちの子の場合、良くいる外人的な、俗に言う"ハーフちゃん"と違って、私の血が相当強いらしくほぼただのアジア人に見えます。
もし、うちのだんなが一緒にいなかったら純・アジア人に見えること間違いなしです。
それはさておきなんですが、アメリカでは人種的に混血な人を"MIX"って呼ぶんです。
でも、日本では″ HALF″って呼びますよね。
私はもうすっかり"ミックス"になれて、うっかりハーフって口を滑らせる事もなくなったのですが、やはりハーフって言われるのが嫌だという混血児のママが結構いるようなんですよ(もちろん日本人じゃなくてね)。
日本に住んでいるママ友(アメリカ人)も、日本人とプレイグループしている時にうちの子の事をハーフっていうのがすごく嫌なのよねー・・と言っていたし。
ほー。そうなんだー。と思いつつ、熱く語りだすと面倒臭いので、深く突っ込まずに流しちゃったんだけど・・
ふと思ったんです。何で嫌なんだろう?意味合いは同じなのに。
何でだろう?を考えてみる
この件について、ふと思い出したので、何で嫌がるのか勝手に考えてみる事にしました。
やっぱり、"ミックス"の方が言葉のイメージがいいというか、元々100%の物を混ぜているというイメージとでも言いましょうか。
100%以上になる可能性を秘めてる感がありますよね。
一方、"ハーフ "だときっちり50%×2=100的な感じで伸びしろが少ないイメージ・・?
確かにどっちも意味合いは同じですから、ホントどっちでもいいじゃないですかねえ。
まあ、受け手の捉え方の問題ですからね・・
こういう事にすごーくこだわるのが、やはりお国柄とでも言いましょうか。
やはり我が子のアイデンティティに関わる事となると、白黒きっちりさせておきたいのでしょうね。
こんな時、やはり文化の違いを感じる訳です。
私だったら、わざわざ誰かの発言を訂正させたりとか、絶対しませんし。
余程失礼な事を言って来たら話は別ですけど、どっちだって大して変わらないという範疇だったら、まあいっか・・ってそのままにしちゃいます。
でも、自分の子供のアイデンティティの為に、その辺をはっきりさせるっていうのがやはりこっちの人。
ちょっと面倒くさいなあ・・とは思うものの、ある意味で親として立派だなとも思う訳です。見習うべきなのかも。
ハーフじゃなくてミックス、その物事の捉え方が文化の違いなんだろうな・・と思います。上手く説明できないけど、確かに何となくミックスの方がポジティブな感じがして良いような気もしますね。
まとめ
こっちからすると、向こうが思っているほど、ハーフという言葉に意味を込めて使っていないというのが現実ですよね。
ちょっと思ったんですが、混血の人をハーフと呼ぶのは和製英語なのかな?
昔はハーフを"混血"って悪意を持って呼んでいたらしい・・という話も聞いた事があるけど・・
とりあえず、あんまり気にしないで欲しいです。
おしまい